BREATHTORON
口臭とは、吸気とともに口腔から発生し、口腔を通じて発散される悪臭のことをいいます。
口臭の慢性的な原因には、虫歯、歯周病(歯槽膿漏)、舌の上のべたべた、歯垢、食べかすが挟まりやすい状態など口腔内の原因と、糖尿病、鼻炎、胃潰瘍、蓄膿症などの全身的な疾患、喫煙、アルコールなどの食生活が考えられます。
口臭は、自分では気づきにくく、周囲も指摘しづらいので、口臭がないにもかかわらず、自分の息は臭いのでは?と不安に感じる人も多いようです。
当院では、最新式の口臭測定器「ブレストロン」を導入しました。口臭測定器「ブレストロン」は、口臭の原因となるVSCガスを検知し、短時間で測定結果を表示することができます。自分の口臭を測定したい方は是非どうぞ!
口臭の原因は大きく分けると、以下の3つに分けられます。
日常によるもの | 空腹、朝食抜き、暴飲暴食、口呼吸、入れ歯、あまり喋らない、睡眠不足、便秘、緊張、ストレス、妊娠、高齢、起床時、タバコなど |
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病気によるもの | 虫歯、歯周病、口内炎、ドライマウス、舌苔、プラーク、歯並びの悪さ、風邪、蓄膿症、降圧剤、治療薬、肺炎、胃潰瘍、腎不全など |
食べ物によるもの | にんにく、ネギ、納豆、お酒、プロテイン、柔らかい食べ物、コーヒー、など |
日常的な原因による口臭は少なからず誰でも発生しますので、あまり気にする必要はありません。日常的口臭が最も臭うのは起床時です。睡眠中は口をほとんど動かさない状態なので、唾液の分泌が減少してしまうことが原因です。また、人はストレスがかかると唾液の分泌をストップさせてしまい、口臭の原因となる細菌の数が多くなってしまいます。
病気が原因の口臭で最も多いのが虫歯と歯周病です。内臓から発生される臭いについては胃腸内の腐敗物質が原因です。そして、それら腐敗物に効果的なのがマッシュルームに含まれるシャンピニオンエキスです。
食べ物が原因の口臭で代表的なのがニンニクです。普通、食べ物による口臭は1日経てば消えますが、ニンニク料理を食べた際には、次の日でも息が臭う時があります。また、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドという成分も、口臭の原因になります。
口臭を予防する為に必要な唾液は食事中に分泌されます。良く噛んで食事をする事は脳を刺激し食べすぎを防止する効果もあります。